からだの土台、「足」を見直しませんか?
湖北かさねマルチスポーツクラブのフットコンディショニングパートナー、「蘆乃屋東洋堂様」のご協力を頂き足の測定会を開催致します。
スポーツをされている方はもちろん、肩こりや腰痛など身体にどこか不調を感じている方、またいつまでも快適に動けるカラダづくりを目指す方まで、この機会にご自身の足への意識を高めてみてはいかがでしょうか。
日時 1月29日(日) (完全予約制・定員5名)
フォロー(約90分・11月20日に参加された方) ①10時00分~ ②11時30分~
新規 (約120分) ③13時30分~ ④15時30分~ ⑤17時30分~
料金
◆測定会参加費 クラブ会員(マンスリー):無料 クラブ会員(チケット):チケット1回分
ビジター参加:¥3,000(税抜)
以下、足の測定を希望される場合
◆足の診断料 ¥5,000(税抜)
※当日ご希望の方は、「処方箋インソール」(1足:¥33,000~)、「セミカスタムメイドインソール」(1足:15,000~)の作成も可能です。
お申込み・ご質問につきましては、お電話0749-65-1009または、お問い合わせページよりよろしくお願い致します。
こんにちは。
湖北かさねマルチスポーツクラブの川村です。
足の測定会にご参加された方はもちろん、クラブ会員様の中でもBio Medicalをご使用になられる方が増えてきています。
普段のお仕事や買い物用の靴、クラブのコンディショニングスペースを利用される際の上履きに利用されたりと、皆さんそれぞれの使い方は様々ですが、ご使用される中で確実に足への意識は高まっているようです。
ただしせっかく足への関心を高めて頂き、Bio Medicalの使用を検討して頂いても、ご使用をお断りしなければならないケースもあります。
それはお履きになられている靴そのものが、靴として「足そのものが本来持つ機能」を引き出せる(邪魔しない)最低限の作りをしていない靴を履かれている場合です。
下の画像は、実際に先日クラブにお持ち頂いてご相談を受けた靴と同じタイプのシューズです。
この靴に関しては、インソールの使用はお断りしました。また、その方の現在の身体コンディションを考えると、靴そのものの使用もお控え頂くようにお伝えしました。
踵のヒールカウンターの作りが浅くインソールを入れると踵がフィットしなくなることや、紐靴タイプではない時点であまりお勧めはできないのですが、何より一番問題だと感じたのは、そのソール(靴底)のつくりでした。
ソールそのものの安定感が非常に悪く、インソールを入れたところでインソールの効果が出ないどころか、おそらくこの靴を普段履きとして使ってしまえば身体はバランスを取るために常に筋肉の緊張状態が続き、最悪身体のどこかに不具合が出てもおかしくないと考えたからです。
この靴を使用されるシーンは百歩譲って、「不安定な環境下でバランスを取る感覚を養うためのトレーニング」と割り切って時間を決めての使用ですが、そもそも靴自体に不安定な状況を作る意味はあるのでしょうか。
この靴のメーカーは、不安定な環境下でバランスを取ることで脚やお尻の筋力アップを宣伝して販売をしているようですが、たとえそのような事で筋力が強化されたところで、果たしてその強化された筋力は、実際の立ったり歩いたり、走ったりする動きがスムーズに行われる為に必要な筋力なのでしょうか。
もしかするとバランスを取るために、身体の動きに対してブレーキをかけるような働きをする筋力ばかりが発達してしまう可能性もあります。その場合、筋力がついたところでかえって快適でない(動きに滞りのある)身体になってしまうことになります。
(写真左)最初から靴が内側へ倒れてしまっています。O脚用の靴と矯正を売り文句にしていたようですが、このような靴を履き続けると足関節(踵腿関節)の回内(外反)が強くなり過ぎることで、足部のアライメント異常はもちろん膝、股関節、腰、肩、首にまで悪影響が出ることが想像できます。
(写真右)スリッパは移動用の履物ではありません。普段履きでスリッパやクロックスを履いている人を見かけますが、踵が追随しない靴で歩くことで、履物が脱げないようにと知らないうちに前脛骨筋の過緊張を招いたり、足の前足部や指が働かない歩き方(すり足歩き・ベタ足歩き)になることで、身体が本来持つ自然な動きを妨げることになります。靴の踵を踏んで歩くということはもっての他です。
湖北かさねマルチスポーツクラブでは、自然な身体の状態(身体の動作原理に基づいた)による動きを取り戻し、スポーツシーンや日常生活の動作を通じて、より深く「ココロ×カラダ」を感じていくことを目指しているため、身体のバランスの鍵を握る足の状態、それに関連する靴選びや用途に応じた靴の使用方法について、これからも会員の皆様と一緒に研鑽を積んでいきたいと考えています。
かさね 川村好平