2016年12月の投稿

【足の測定会】 2017年1月29日(日)

からだの土台、「足」を見直しませんか?

湖北かさねマルチスポーツクラブのフットコンディショニングパートナー、「蘆乃屋東洋堂様」のご協力を頂き足の測定会を開催致します。

スポーツをされている方はもちろん、肩こりや腰痛など身体にどこか不調を感じている方、またいつまでも快適に動けるカラダづくりを目指す方まで、この機会にご自身の足への意識を高めてみてはいかがでしょうか。

 

日時  1月29日(日) (完全予約制・定員5名)

フォロー(約90分・11月20日に参加された方) ①10時00分~  ②11時30分~

新規 (約120分)  ③13時30分~  ④15時30分~  ⑤17時30分~

 

料金

◆測定会参加費 クラブ会員(マンスリー):無料  クラブ会員(チケット):チケット1回分

ビジター参加:¥3,000(税抜)

以下、足の測定を希望される場合

◆足の診断料  ¥5,000(税抜)

※当日ご希望の方は、「処方箋インソール」(1足:¥33,000~)、「セミカスタムメイドインソール」(1足:15,000~)の作成も可能です。

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お申込み・ご質問につきましては、お電話0749-65-1009または、お問い合わせページよりよろしくお願い致します。


身体の自然な動きを妨げてしまう靴

こんにちは。

湖北かさねマルチスポーツクラブの川村です。

 

 

足の測定会にご参加された方はもちろん、クラブ会員様の中でもBio Medicalをご使用になられる方が増えてきています。

 

     

普段のお仕事や買い物用の靴、クラブのコンディショニングスペースを利用される際の上履きに利用されたりと、皆さんそれぞれの使い方は様々ですが、ご使用される中で確実に足への意識は高まっているようです。

 

ただしせっかく足への関心を高めて頂き、Bio Medicalの使用を検討して頂いても、ご使用をお断りしなければならないケースもあります。

それはお履きになられている靴そのものが、靴として「足そのものが本来持つ機能」を引き出せる(邪魔しない)最低限の作りをしていない靴を履かれている場合です。

 

下の画像は、実際に先日クラブにお持ち頂いてご相談を受けた靴と同じタイプのシューズです。

この靴に関しては、インソールの使用はお断りしました。また、その方の現在の身体コンディションを考えると、靴そのものの使用もお控え頂くようにお伝えしました。

踵のヒールカウンターの作りが浅くインソールを入れると踵がフィットしなくなることや、紐靴タイプではない時点であまりお勧めはできないのですが、何より一番問題だと感じたのは、そのソール(靴底)のつくりでした。

  

 

ソールそのものの安定感が非常に悪く、インソールを入れたところでインソールの効果が出ないどころか、おそらくこの靴を普段履きとして使ってしまえば身体はバランスを取るために常に筋肉の緊張状態が続き、最悪身体のどこかに不具合が出てもおかしくないと考えたからです。

 

この靴を使用されるシーンは百歩譲って、「不安定な環境下でバランスを取る感覚を養うためのトレーニング」と割り切って時間を決めての使用ですが、そもそも靴自体に不安定な状況を作る意味はあるのでしょうか。

 

この靴のメーカーは、不安定な環境下でバランスを取ることで脚やお尻の筋力アップを宣伝して販売をしているようですが、たとえそのような事で筋力が強化されたところで、果たしてその強化された筋力は、実際の立ったり歩いたり、走ったりする動きがスムーズに行われる為に必要な筋力なのでしょうか

 

もしかするとバランスを取るために、身体の動きに対してブレーキをかけるような働きをする筋力ばかりが発達してしまう可能性もあります。その場合、筋力がついたところでかえって快適でない(動きに滞りのある)身体になってしまうことになります。

   

(写真左)最初から靴が内側へ倒れてしまっています。O脚用の靴と矯正を売り文句にしていたようですが、このような靴を履き続けると足関節(踵腿関節)の回内(外反)が強くなり過ぎることで、足部のアライメント異常はもちろん膝、股関節、腰、肩、首にまで悪影響が出ることが想像できます。

(写真右)スリッパは移動用の履物ではありません。普段履きでスリッパやクロックスを履いている人を見かけますが、踵が追随しない靴で歩くことで、履物が脱げないようにと知らないうちに前脛骨筋の過緊張を招いたり、足の前足部や指が働かない歩き方(すり足歩き・ベタ足歩き)になることで、身体が本来持つ自然な動きを妨げることになります。靴の踵を踏んで歩くということはもっての他です。

 

湖北かさねマルチスポーツクラブでは、自然な身体の状態(身体の動作原理に基づいた)による動きを取り戻し、スポーツシーンや日常生活の動作を通じて、より深く「ココロ×カラダ」を感じていくことを目指しているため、身体のバランスの鍵を握る足の状態、それに関連する靴選びや用途に応じた靴の使用方法について、これからも会員の皆様と一緒に研鑽を積んでいきたいと考えています。

かさね 川村好平


足の測定会(12/18実施)の様子

こんにちは。

湖北かさねマルチスポーツクラブの川村です。

先日、12月18日(日)に開催しました、足の測定会の様子を一部抜粋ですがご紹介します。

 

午前中は、前回(11月20日)ご参加頂いた方の、1ヶ月後のフォローアップでした。

前回の測定会を踏まえfootbionicsを使用始められた方は、その後の使用感はもちろん、1ヶ月使用しての実際の足圧の変化を確認しながら、改めて今後のアプローチについて確認をされました。

 

 

 

   

 

午後からは新規3名の方に測定会にご参加頂きました。

 

 

こちらは、処方箋矯正インソール(LEO LAB )を作成するために必要な、足型です。

 

 

 

自分の足の状態を知ることだけでも、普段の生活の中での身体意識に変化が生まれます。

 

湖北かさねマルチスポーツクラブでは、その意識の変化、すなわち<身体を深く感じられる>機会が増えることが、何より大切だと考えています。

 

かさね 川村好平


STA「スイム&ラン」チャレンジ記録会(2016年12月4日)

こんにちは。

湖北かさねマルチスポーツクラブの川村です。

先日12月4日、滋賀県トライアスロン協会(STA)主催の、「スイム&ラン」チャレンジ記録会にスタッフとして参加してきました。

この記録会は、滋賀県内を中心としたジュニア選手の発掘事業としても位置付けられており、記録会の距離は日本トライアスロン連合(JTU)認定記録会の距離に準じて行われています。

この日は若手トップトライアスリート、高島市の内田弦太選手も招待選手として出場してくれました。

トップアスリートの泳ぎや走りを間近で観ることが出来たことは、参加したジュニア選手には大変刺激になっていたように感じました。

まだ本格的にはトライアスロンを始めていない子供達が大半でしたが、この中から1人でも多く、トライアスロンをはじめとするマルチスポーツ(複合競技)へチャレンジする選手が出てくることを願います。

☆2016「スイム&ラン」チャレンジ記録会☆

 心配していた天候もなんとか持ちこたえ、無事に全日程が終了いたしました。
 ラン計測の途中から一気に寒気が増しましたが、子ども達は寒風に負けずに力走してくれました!
一般の部の参加者においては、学生の競技志向の選手からエイジグルーパー、そして今年トライアスロンデビューを果たされた方など、オフシーズンのトレー二ングの一環として多数参加して下さいました。
 また、本日の記録会には、招待選手として内田弦大選手(AS京都/関西大学)が参加してくださいました。参加者には、エリート選手の泳ぎや走りを直に見られる良い機会になったことと思います。

~滋賀県トライアスロン協会Facebookページより引用~

かさね 川村好平


カーフマンジャパン東海ステージ

こんにちは。

湖北かさねマルチスポーツクラブの川村です。

 

先日11月27日(日)、カーフマンジャパン・デュアスロングランプリ 第2戦:東海ステージ」に出場してきました。

※デュアスロン=「第1ラン+バイク+第2ラン」で構成されるマルチスポーツ(複合競技)の1種

国内ではトライアスロン(スイム+バイク+ラン)のオフシーズンである11月~3月にかけてレースが実施されることが多い

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今回はデュアスロン競技の特徴やレース戦略などを簡単にご紹介したいと思います。

 

今回私が出場したカテゴリーは「エリート」カテゴリーですが、トライアスロンやデュアスロンをはじめとするマルチスポーツでは、大きく分けて「エリート」・「エイジ」という2種類のカテゴリーが存在し、それぞれのカテゴリーにおいてバイク(自転車)パートの走行ルールに違いがあります。

 

「エリート」=バイクでのドラフティング(集団走行)認可

バイクが集団走行になることで選手間で走行の際の空気抵抗を減らすことができ、よりスピード感のあるレースとなったり、集団内での駆け引きなど戦略面などのゲーム性が高まります。

その反面、自転車の集団走行にはある一定の走行テクニックが要求されるため、コーナリングやブレーキングなど自転車走行の技術を相応に高めておく必要があります。

 

「エイジ」=バイクでのドラフティング(集団走行)禁止

バイクはドラフティングゾーン(自分以外の選手と一定の距離を空けて走行する基準となる車間距離と車間幅)を遵守しての走行となり、バイクパートにおける純粋な独走力(1人で漕ぎ進める力)を競うという、マルチスポーツ(複合競技)の原点とも言える、単独での力比べという楽しみや、自分のペースで走れることで参加する選手にとってそれぞれのスタンスでのレースの楽しみ方ができます。

ドラフティングルールには厳密な規則があり、ルールを遵守する倫理観やマナーといったスポーツマンシップが求められます。

 

ここからは、私が出場した、「エリート」カテゴリーのレース模様をご紹介します。

 

第1ラン(ファーストラン):5km

エリートカテゴリーのレースではバイクがドラフティング(集団走行)認可のため、第1ランでの位置取りがその後のレース展開にも大きく影響されます。私も今回は積極的に先頭を走り、バイクでのスタート時に余裕を持って先頭集団(ファーストパック)を形成できるようにしました。

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(写真提供:Yukiko Tyaki 様)

 バイク:30km

この日は大雨の中のレースとなり、集団内での走行にもより神経を使います。

また時速40km以上での走行が続くため、身体が冷えてこないような工夫も必要となります。

第1ランで5人の先頭集団を形成してバイクがスタートしましたが、約8km地点で後ろから追走の15人程の第2集団(セカンドパック)に追いつかれました。

序盤で遅れた選手でも、バイクの走行で上手く集団を形成しながら前を追えば先頭に追いつくことが出来る、これもエリートレースの面白さでもあります。

また第2ランでの展開に備えて、集団から逃げ出してタイム差を稼ぎたい選手、逆に脚を温存し第2ランでキレのある走りをしたい選手など、各選手の思惑が交錯します。

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(写真提供:Yuki Toda 様)

第2ラン(セカンドラン):5km

バイクを乗り終えて脚を消耗した後のランは、第1ランの走りとはまた一味違った状態で走ることになります。

第1ランで上位で走っていた選手が必ずしもそのまま第2ランで上位にならないこともあります。

私もバイクの最終局面で両ふくらはぎを痙攣してしまっており、第2ランではなかなか思うようにスピードを上げて走ることができませんでした。

自転車とランニングにおける身体操作の相互性を高めていくことも、デュアスロン競技のパフォーマンスアップには必要な要素です。

私のように小柄な選手(身長163㎝、体重53kg)は今回のようにバイクが平坦基調のコースでは、大柄な選手に比べると単純な筋力による出力面では劣るため、より効率的な身体操作による出力を無駄にしないペダリングや、空気抵抗を削減したライディングフォーム・集団内での位置取りなども重要になってきます。

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(写真提供:Kazuki Ito 様)

今回は10位でのフィニッシュとなりました!

リザルトはこちら

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(写真提供:Kazuki Ito 様)

出場された選手の皆さま、応援やサポートの皆さまお疲れ様でした。

また大会運営に携わって頂いた皆さま、雨の中の大変な運営、本当にありがとうございました!

かさね 川村好平