カーフマン シーズン14最終戦・チャンピオンシップ【レース模様】
こんにちは。
湖北かさねマルチスポーツクラブの川村です。
先日、2月26日(日)に開催された、カーフマンジャパン・デュアスロングランプリ シーズン14 最終戦・チャンピオンシップに出場してきました。 (リザルトはこちら)
(大会事前情報→前回のブログ)
(以下、写真提供:TAKASHI-DESIGN様)
1stラン5km
フラットな河川敷の1km周回を5周回するコース、3分10秒台後半のスローな展開で集団は進みますが、3km過ぎからデュアスロンの絶対王者・深浦祐哉選手(Go up!)、2016年度の日本チャンピオン・栗原正明選手(チームエース)をはじめとするトップ選手の揺さぶりで、集団は縦長になると、力のない選手から徐々に先頭集団からは振るい落とされる展開になります。
得意の1stランで上位に入る展開を狙っていたものの、走り出しから動きが重たく、徐々に左脚が痙攣を起こしストライドが伸びない苦しい走りになってしまいました。先頭10名から約1分弱遅れた第2集団を形成する形でトランジットエリアへ。
バイク:30km
先頭は深浦選手、栗原選手に加え、学生デュアスリートのトップ3でもあり、今シーズンのカーフマンシリーズを大いに盛り上げた、中村祐輔選手(明治大学)、三須龍一郎選手(明治大学)、安松青葉選手(日本体育大学)の5名のパックが逃げ切りをはかります。
先頭から約50秒差を追いかける第2集団は、若手トップトライアスリートの渡部晃太郎選手(博慈会)、肥後巧選手(東海大学)、北條巧選手(日本体育大学)、そして2014年デュアスロン日本チャンピオンの平松幸紘選手(日本食研)、滋賀県出身のトップデュアスリート田中文也選手(湘南ベルマーレ)の統率により集団は徐々に先頭との差を詰めます!(最終的にこの集団は先頭を捉えました!!)
その中でかろうじて集団にはついて走ってはいますが、ランで痙攣を起こした左脚は徐々に感覚が薄くなり、それをかばう形で右脚の疲労感も高まる中で一向に集団のペースアップには貢献できない状態に。
必死に前を追うべく集団を牽引する上述の選手にも叱咤激励を受け、気持ちを奮い立たせますが、このまま集団に貢献できない走りに対する不甲斐なさで集中力が切れかけた矢先、ローテーションから後ろに下がりきった際、集団の中に同時進行中の女子選手が走っていることに一瞬戸惑い、女子選手の後ろにローテーションしてしまうことに躊躇し距離を置くも、その差を詰めようと追いかけた際、両脚の痙攣に見舞われペダリングが一時不能となり、集団からは一気に離される形となってしましました。
2ndラン:5km
先頭、北條選手(このレース2位)、深浦選手(このレース優勝)、中村選手(このレース3位)の激走!!
このレースは日本デュアスロン学生選手権も併催のため、沿道には多くの学生応援団が選手を奮い立たせていました!
両脚は疲労困憊状態の2ndラン、なんとか走れるポイントを探りながら、粘りのラン。
ゴールに帰ってきた安堵感と、思うような動きが出来なかった反省の念、そしてまた研究をしていこうという希望感の入り混じった気持ちでのフィニッシュ。
現地にはクラブのフットコンディショニングパートナー、蘆乃屋東洋堂様の坂先生も駆けつけてくださっていました。
フィニッシュ後すぐに身体に感じている違和感を、足部からの動きを確認しながらチェックしました。
体感的にはバイクのセッティングから来ている要素が大きいと、レース中バイクを走らせる中で、もっと前に突っ込みたい&お尻を後ろにひきたい感覚からも感じました。体幹部が詰まってしまったポジションが、重心の移動を妨げ脚部の余計な頑張りを招いていると分析しています。
レースを通じて体感したこと、またここに挑むにあたり考察して取り組んできた動きの要素を、再度検証するなど課題は盛りだくさんですが、クラブのセッションやコンディショニングスペースを通じて、クラブメンバーの皆さまと共動・共感しながら課題にチャレンジしていきたいです!
かさね 川村好平