足が地につかない

こんにちは。

湖北かさねマルチスポーツクラブの川村です。

先日4月2日(日)の足の測定会には、クラブメンバーを中心に新規3名、フォロー1名の方にご参加頂きました。

 

新規にご参加頂いた3名の方に共通していた足の状態として、直立の姿勢を取った際に大なり小なりはありますが、“第4趾(薬指)や第5趾(小指)が地面から浮いている”状態であるということがありました。

クラブのコンディショニングスペースではいつもお話しさせて頂いていることですが、足の構造は2階建て構造になっているように捉えることができます。

 

 

上の写真は、足の骨格模型を裏から見たものですが、各5本の中足骨から踵骨までの間の構造を見れば一目瞭然、第4趾~第5趾側は中足骨から立方骨がワンクッション入りそのまま踵骨に繋がっていくのに対し、第3~第1趾側の中足骨は各楔状骨と繋がり、更に舟上骨~距骨を介してはじめて踵骨に繋がっていきます。

つまり、第4趾~第5趾側が足の1階部分、第3~第1趾側が2階部分と捉えることができます。

 

 

 

“第4趾(薬指)や第5趾(小指)が地面から浮いている”状態というのは、足の1階部分が十分に機能しない状態であり、反対に2階部分やその上に繋がっていく各部位に不必要に負担をかけている状態とも言えます。

 

 

測定会の最中に、ふと「足が地につかない」という慣用句が思い浮かんだのですが、足の構造や機能とそこから起因する身体バランスを考えると、ココロやカラダの状態を表すのに言いえて妙な言葉だなと深く感じられました。

 

かさね 川村好平


(以下、当日の様子です。)

※インソールの機能を活かすも殺すもシューズの履き方次第。靴選びも重要な要素です。

 

※変化が確実に表れています。更に良い方向に向けて、フォローアップ!

 

※今回も矯正用インソール、footbionicsの矯正力の優れた点を多く見られました。

 

※矯正用インソールという概念が、日本でもっと正しく広まっていくことを願います。