嘘のようで本当の話し

最近、クラブメンバー数名の方のシューズサイズの再考をする過程で、2足のシューズが手元に余りました。

棚に置いていたサイズ表記欄を何気なく眺めていると、、、

 

レディースの24.5㎝と、メンズの26.0㎝

 

あれ?このサイズはそういえば、、、

 

僕の今(32歳)履いているアップシューズ(ジョギング用シューズ)と、高校生(15~17歳)の頃履いていたアップシューズのサイズや!!

 

その差を実際の靴で比べてみると、、、

     

 

モデルこそ違えど、実際に高校で陸上部に所属していた頃、アップシューズやレース(スピード練習用)シューズ、スパイクシューズは26㎝を履いていました。

 

高校時代は足の故障(指の腱鞘炎やアキレス腱炎)を繰り返し、本当に苦い思いをしました。

その時は、故障を繰り返すのは、自分のケア不足や栄養不足、もっと言えば精神力や生活態度が弱いからだ!!

と考え、ストレッチや補強、栄養学の勉強をしてはその実践を徹底し、精神力や生活態度を高めるためにと、高校までの片道5kmの道のりを走って通ったこともありました。

 

足の実測に対して、大きすぎる靴を履いていることなど、一度たりとも疑うことなく、、、

 

高校時代に陸上で活躍して、大学では箱根駅伝を走ってみたい!

そんな子供の頃から密かに抱いていた夢も、怪我を繰り返すうちにだんだんと抱けなくなりました。

 

 

それでも大好きなスポーツに関わる勉強がしたいと、スポーツ科学を学べる大学へ進学し、そこで解剖学や運動学などを通じ身体の構造や動作のメカニズムなどを学ぶとともに、在学中に取り組み始めたトライアスロンを通じ、水泳や自転車といった、走ることとはまた違った角度から、身体動作を考えはじめたことが、今こうして湖北かさねマルチスポーツクラブという形に繋がってきました。

 

怪我の功名というにはまだまだですが、身を持って痛い思い(物理的に本当に痛い!)をしてきた分、クラブのコンディショニングスペースや、セッションでは自信を持って、全身の運動連鎖を断ち切らないための靴選びのアドバイスをさせて頂いています。

 

今回のブログは少し個人の回想が入ってしまいましたが、こんな理由もあってクラブでは靴選びや足元のケアを大切にしています。

スポーツをしていてもどうも身体に不調感がある、日常の生活の中でも身体がスムーズに動かないなど、些細な悩みであっても、どうぞ一度ご相談ください。

身体自身は良い方にも、悪いほうにも常に変化するもの、その変化を自分自身でしっかり感じとり、できるだけ良い変化を続けていけるようにするためのきっかけづくりに、どうぞCASANE・コンディショニングスペースをご活用ください!!

 

かさね 川村好平