福井しあわせ元気国体(第73回国民体育大会・トライアスロン競技)

こんにちは。

湖北かさねマルチスポーツクラブ代表の川村です。

10月5日~7日までの3日間、福井しあわせ元気国体へトライアスロン競技の滋賀県の監督として参加させて頂きました。

 

 

トライアスロン競技は、福井県高浜町を競技会場に実施されました。

競技会場は大島半島の入江部分を中心に実施されましたが、半島の外海にある若狭和田ビーチは、アジアで初の国際環境認証「BLUE FLAG」を取得するほど、非常に風光明媚な土地です。

 

 

 

台風25号の影響もあり、競技距離は半分のスプリントディスタンス(SWIM750m・BIKE20km・RUN5km)で実施されました。

 

 

女子代表の1人、田中すみれ選手(長浜市出身)は前回の岩手国体についで2度目の国体出場。

バイクの前半に濡れた路面でのブレーキミスからくるスリップにより、バイクの集団を一つ落としてしまいましたが、ランでは安定した走りでした。

持久力は抜群なだけに、今後のアライメント調整と動作改善に地道に取り組めれば、3種目ともにスピードアップの可能性を秘めています。

 

 

女子代表の中原今日子選手(大津市)のバイク。

中原選手はこの国体が初めてのドラフティングレース経験となりましたが、普段のエイジグループでのノンドラフティングルールのレースとは違う、スピード感あるレースの中で、今持っている実力は全て出し切ってのフィニッシュ。

いつまでも挑戦する気持ちを忘れない姿勢に勇気と感動を頂きました。

 

 

男子代表の奥村悠樹選手(草津市)のラン。

今回がはじめての国体出場、また滋賀県チーム唯一の男子代表ということで、プレッシャーもかかる中でかなり緊張した様子でのスタートでした。

今年は社会人1年目で環境の変化も大きい中、レースに向けた調整も大変だったと思いますが、最後まで絶対諦めない気持ちを持った熱い走りを見せてくれました。

今後も滋賀を代表する選手として、活躍していってくれることを期待しています。

 

 

今回滋賀県からは沢山の関係者が、選手サポート、審判、競技運営視察として参加してくださりました。

大会期間中、心強いサポートをして頂きありがとうございました。

 

最後に、福井県トライアスロン協会および福井国体の運営に関わられた皆様には、何年も前から大会のご準備を頂きましたこと心より感謝申し上げます。

 

6年後は滋賀国体、ますます気が引き締まってきました!

かさね 川村好平