1セッション

カーフマンジャパン北関東ステージ

こんにちは。

湖北かさねマルチスポーツクラブの川村です。

先日1月15日(日)、埼玉県の国営武蔵森林公園で開催されたカーフマンジャパン・デュアスロングランプリ 第3戦:北関東ステージ」に出場してきました。

※デュアスロン=「第1ラン+バイク+第2ラン」で構成されるマルチスポーツ(複合競技)の1種

国内ではトライアスロン(スイム+バイク+ラン)のオフシーズンである11月~3月にかけてレースが実施されることが多い

写真提供(以下全て):garageworks様

今回のエリートカテゴリーのレースは、歴代のデュアスロンチャンピオン(4名)をはじめ、若手トップトライアスリート、そしてデュアスロンを得意とする学生選手が多数集結、バイクがノンドラフティングルール(詳細はこちらのブログ記事)のうえラン、バイクともにアップダウンやテクニカルなコーナーが多いコースレイアウトということもあり、個々の実力差がはっきりと出るレースが予想されていました。

1stラン:5km 自分のリズムで走りたかったこともあり、スタートから2kmくらいまでは先頭を引っ張る形となりました。

しかしこの時点で徐々に左腰背部から大腿部にかけて違和感が出て来ました・・・。

バイク:30km 1stランを2位集団(4位~8位)で終え、バイクへ。約10秒先を走る先頭集団(安松選手、栗原選手、深浦選手の3名)を追いかけるには絶好のポジションでしたが、走り出しから腰背部がうずき出しペダリングにも集中できない状態に。先頭からはみるみる離されるばかりか、後続から来る選手にも次々にパスされていく苦しい展開になります。

2ndラン:5km バイクで腰背部をかばいながら無理をして走ったこともあり、走り出しても左大腿部が痙攣状態になってしまいスピード感がない苦しい走りに。アップダウンの激しいランコースを上半身の推進力だけを頼りに、なんとか走りきったという形で24位でのレースフィニッシュとなりました。(リザルトはこちら

今回のレースは、違和感や痛みという形で、身体に多くの気づきをもたらしてくれました。

 

CASANEのコンディショニングスペースでもクラブメンバーの皆さまと話すことですが、身体が発する違和感や痛み(外傷や内科的な原因は除く)には必ず原因となっている「身体動作」や「身体構造」のズレや、それらに起因する「誤った運動感覚(位置覚・重量覚・運動覚)」があります。

今回のレースに向けては前回のレース以降、実験的にバイクのポジションを変更してきたこともありましたが、その点で身体の許容範囲を超えた無理な動きを強いたことが、腰背部や大腿部の違和感や痛みとなって出てしまったようです。

 

トライアスロンやデュアスロンのように前進運動が主となるスポーツのパフォーマンスアップにおいては、弱い部分(痛みや違和感の出る部位)を鍛える(補強する、プラスαする)のではなく、なぜそのような痛みや違和感が発生しているのかを、身体の運動連鎖の中で明確に押さえ(客観的に見える動きだけでなく、主観的な身体操作感もあわせて)、そうした痛みや違和感を生み出している前進運動にとってブレーキ要素となっている動きをどれだけ少なく(ゼロにしていく)していけることが重要であると考えます。(自転車のような機材のポジションが身体の動きに大きく関わる種目においては、ポジショニングも非常に重要な要素となります。)

また身体構造や機能の面で、動作の阻害要因がある場合は、それらを調整(コンディショニング)していく必要があります

 

幸い今シーズンは2月末にもう1レース(カーフマンシリーズ・チャンピオンシップ@長良川)に出場予定(2/13時点でこの基準をクリアできていれば出場可能)でいるので、そこで修正を加えた動きの再評価をしたいと考えています。

 

かさね 川村好平


第28回宝ヶ池駅伝

こんにちは。

湖北かさねマルチスポーツクラブの川村です。

先日1月8日は、京都で開催された、第28回宝ヶ池駅伝に参加してきました。

この駅伝は京都府トライアスロン協会さんが主催されており、ランナーはもちろん毎年多くのトライアスリートやサイクリストの皆さんも参加されています。

 

川村も滋賀県トライアスロン協会の一員として日頃お世話になっている京都府協会の皆さんへの年始のご挨拶はもちろん、2011年からサポートスタッフとして応援させて頂いているAS京都トライアスロンチームの選手たちと一緒に楽しく襷を繋いできました。 (リザルトはこちら

          

 

年始は全日本実業団駅伝や箱根駅伝をテレビでご覧になられた方も多いと思いますが、駅伝には個人のレースとは全く違った力を出し尽くせる何かがあります。

 

小学生の頃から中学、高校と陸上少年で駅伝が大好きだった自分にとって、今回の駅伝も襷を受け取った瞬間に何か湧き上がる力が身体を満たし、レースペースに上げて走るのは約1ヶ月ぶりの機会でしたが、宝ヶ池のオフロードコースを気持ち良く駆け抜けることができました。

 

トライアスロンやデュアスロンにも、世界選手権をはじめとする国際大会ではミックスリレーという種目がありますが、東京オリンピックではミックスリレーを正式種目への採用を目指した動きも出てきています。

川村も2012年のデュアスロン世界選手権では、ミックスリレーを経験しましたが、選手はもちろん観るスポーツとしても最高にエキサイティングな種目です。国際大会だけでなく、国内のレースなどでも実施される機会が増えれば、もっとマルチスポーツの楽しさの幅が広がるでしょう。

 

湖北かさねマルチスポーツクラブでも、マルチスポーツを通じて心身を寄せ合える機会の創出を目指し、2017年も活動していきたいと思います!

 

かさね 川村好平


カーフマンジャパン東海ステージ

こんにちは。

湖北かさねマルチスポーツクラブの川村です。

 

先日11月27日(日)、カーフマンジャパン・デュアスロングランプリ 第2戦:東海ステージ」に出場してきました。

※デュアスロン=「第1ラン+バイク+第2ラン」で構成されるマルチスポーツ(複合競技)の1種

国内ではトライアスロン(スイム+バイク+ラン)のオフシーズンである11月~3月にかけてレースが実施されることが多い

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今回はデュアスロン競技の特徴やレース戦略などを簡単にご紹介したいと思います。

 

今回私が出場したカテゴリーは「エリート」カテゴリーですが、トライアスロンやデュアスロンをはじめとするマルチスポーツでは、大きく分けて「エリート」・「エイジ」という2種類のカテゴリーが存在し、それぞれのカテゴリーにおいてバイク(自転車)パートの走行ルールに違いがあります。

 

「エリート」=バイクでのドラフティング(集団走行)認可

バイクが集団走行になることで選手間で走行の際の空気抵抗を減らすことができ、よりスピード感のあるレースとなったり、集団内での駆け引きなど戦略面などのゲーム性が高まります。

その反面、自転車の集団走行にはある一定の走行テクニックが要求されるため、コーナリングやブレーキングなど自転車走行の技術を相応に高めておく必要があります。

 

「エイジ」=バイクでのドラフティング(集団走行)禁止

バイクはドラフティングゾーン(自分以外の選手と一定の距離を空けて走行する基準となる車間距離と車間幅)を遵守しての走行となり、バイクパートにおける純粋な独走力(1人で漕ぎ進める力)を競うという、マルチスポーツ(複合競技)の原点とも言える、単独での力比べという楽しみや、自分のペースで走れることで参加する選手にとってそれぞれのスタンスでのレースの楽しみ方ができます。

ドラフティングルールには厳密な規則があり、ルールを遵守する倫理観やマナーといったスポーツマンシップが求められます。

 

ここからは、私が出場した、「エリート」カテゴリーのレース模様をご紹介します。

 

第1ラン(ファーストラン):5km

エリートカテゴリーのレースではバイクがドラフティング(集団走行)認可のため、第1ランでの位置取りがその後のレース展開にも大きく影響されます。私も今回は積極的に先頭を走り、バイクでのスタート時に余裕を持って先頭集団(ファーストパック)を形成できるようにしました。

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(写真提供:Yukiko Tyaki 様)

 バイク:30km

この日は大雨の中のレースとなり、集団内での走行にもより神経を使います。

また時速40km以上での走行が続くため、身体が冷えてこないような工夫も必要となります。

第1ランで5人の先頭集団を形成してバイクがスタートしましたが、約8km地点で後ろから追走の15人程の第2集団(セカンドパック)に追いつかれました。

序盤で遅れた選手でも、バイクの走行で上手く集団を形成しながら前を追えば先頭に追いつくことが出来る、これもエリートレースの面白さでもあります。

また第2ランでの展開に備えて、集団から逃げ出してタイム差を稼ぎたい選手、逆に脚を温存し第2ランでキレのある走りをしたい選手など、各選手の思惑が交錯します。

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(写真提供:Yuki Toda 様)

第2ラン(セカンドラン):5km

バイクを乗り終えて脚を消耗した後のランは、第1ランの走りとはまた一味違った状態で走ることになります。

第1ランで上位で走っていた選手が必ずしもそのまま第2ランで上位にならないこともあります。

私もバイクの最終局面で両ふくらはぎを痙攣してしまっており、第2ランではなかなか思うようにスピードを上げて走ることができませんでした。

自転車とランニングにおける身体操作の相互性を高めていくことも、デュアスロン競技のパフォーマンスアップには必要な要素です。

私のように小柄な選手(身長163㎝、体重53kg)は今回のようにバイクが平坦基調のコースでは、大柄な選手に比べると単純な筋力による出力面では劣るため、より効率的な身体操作による出力を無駄にしないペダリングや、空気抵抗を削減したライディングフォーム・集団内での位置取りなども重要になってきます。

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(写真提供:Kazuki Ito 様)

今回は10位でのフィニッシュとなりました!

リザルトはこちら

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(写真提供:Kazuki Ito 様)

出場された選手の皆さま、応援やサポートの皆さまお疲れ様でした。

また大会運営に携わって頂いた皆さま、雨の中の大変な運営、本当にありがとうございました!

かさね 川村好平


明日はLOVE FOR KOHOKU2016!!

こんにちは。

湖北かさねマルチスポーツクラブの川村好平です。

明日はいよいよ、LOVE FOR KOHOKU2016 !

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川村もガイドライダーとして、しっかり参加者の安全走行をサポートしてきたいと思います!!

 

試走した日はこんな曇り空でしたが、明日は気持ちよく晴れることを願います。

 

かさね 川村好平

 

 


近畿ブロックU15合宿

こんにちは。

湖北かさねマルチスポーツクラブ代表の川村好平です。

7月25日~26日の二日間、兵庫県猪名川町で開催の「近畿ブロックU15合宿(トライアスロン)」に指導スタッフとして参加させて頂きました。

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全4日間の日程のうち、初日から2日目までの部分参加でしたが、自然豊かな猪名川町の地で、近畿の中学生トライアスリートと一緒に汗を流しながら過ごしました。

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バイクの整備について勉強中、地元の自転車屋さんでもある【自転車工房ハイランダー】様がご協力してくださりました。

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栄養学の勉強中のひとコマ、【グリコパワープロダクション】様から「運動・栄養・休養」のバランスの重要性や、アミノ酸の摂取方法などについて学びました。

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二日目のメイン練習は「サバイバルレース」。

サバイバルレースと言っても競争ではなく、各チームが協力して各ミッションをこなしながら、三草山の頂上を目指します。

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グループワークのひとコマ、各チームのミッション(この合宿での使命)や各人の合宿での貢献や目標などを、発表しあいます。

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合宿のメイン講師は、【チームブレイブ】の八尾彰一監督。

過去に何人ものオリンピック選手、日本チャンピオンを育てられている名コーチですが、こうした合宿でご一緒させて頂くその度に人間として大切なものをトライアスロンから学ぶ姿勢を教えて頂きます。

今回もトライアスロンを強くなるための合宿ではなく、トライアスロンを通じてどれだけ優しい人間に成長していけるか、そのことへの気づきを大切にされた合宿でした。

 

かさね 川村好平